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第3回健康講演会

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4月17日(火)に第3回健康講演会を行いました。
今回のテーマは「認知症を正しく予防しよう」です。
お足元の悪い中、約78名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました(*^_^*)

認知症は予防ができないと思われがちですが、予防できると言われていて、実際に欧米では認知症の患者数は減少しています。
残念ながら、日本では現在のところ患者数の減少には至っていないのですが、今回の講演会のお話を皆さんの生活の参考にしていただければと思います。

院長から始めに認知症とは…というお話でした。
先ず、認知症とは正常に発達した精神機能が慢性的に減退、消失することで、日常生活・社会生活を営めなくなることを言います。つまり、徐々に起こる知能の障害である点で知的障害とは異なります。
また、認知症とは「状態」を示す用語である為、原因には種々の疾患が含まれているそうです。

その原因疾患とは、神経変性疾患、脳血管障害、頭部外傷、悪性腫瘍、感染症、代謝・栄養障害、内分泌疾患、中毒性疾患と言われているそうです。

皆さんは、認知症のほとんどを占める「三大認知症」をご存知でしょうか。
全体の約50%を占めているのがアルツハイマー型認知症と言われています。
アルツハイマー型認知症の症状は、★記憶障害、判断力の低下、見当識障害、行動、心理症状などです。

代表的な症状は「物忘れ」と言われていますが、ただ忘れていたからと言って必ずしも認知症であるとは限らないんだそうです。
誰でも忘れてしまう事はありますが、忘れていた事を指摘されると思い出すことが出来ます。
ですが、アルツハイマー型認知症の方は体験そのものを記憶できていない為、思い出すことが出来ないそうです。

〜記憶障害〜
認知症を引き起こすと、衰えてしまう部分が2種類あるそうで、1つは展望記憶と呼ばれるものです。
この記憶は、自分の予定に関する記憶を覚えておくことが出来なくなってしまう症状です。
2つ目は見たり、聞いたり、経験したことを覚えておくことが出来なくなってしまいます。

〜判断力の低下〜
判断力も低下してしまうため、料理をする順番が分からなくなってしまったり、片付け方も分らなくなってしまうそうです。
味覚や、嗅覚も初期から衰え始めてしまうというお話でした。

〜見当識障害〜
アナログの時計が読めなくなってしまったり、自分のいる場所が分からなくなってしまう、ドアの位置が分からなくなってしまうといった症状も特徴の1つとお話してくださいました。

〜行動・心理症状〜
よく耳にする「物盗られ妄想」ですが、この症状は物を大切にする人が多いのが特徴です。
物を大切にしているから、大切にしまう➝しまった所がわからない➝頭の中の辻褄を合わす➝妄想と展開をしてしまう。
自分の大切な物を取るには、自分の子供ではなく、お嫁さんや、お孫さんに対して怒ってしまう方が多いそうです。

よく耳にするアルツハイマー型認知症、様々な症状がありましたね。
物忘れだけと思われがちですが、物忘れだけが認知症ではないという事に改めて気づかされました。

続いて「三大認知症」の約20%を占めている「レビー小体型認知症」についてです。
こちらは、アルツハイマー型に次いで発症数が多く、男性に多いことが特徴です。
特殊なたんぱく質によって神経伝達が障害されるために起こります。

レビー小体型認知症の症状と特徴についてですが、初期の段階で物忘れより幻視の症状がみられるのが特徴だそうです。
物事に対して間違った認識や、進行するとパーキンソン病の様な症状も現れたりします。
頭がはっきりとしている時と、そうでない時がある為、検査の際は発見が難しいとも言われているそうです。
うつの様な症状が出たり、寝ている時に暴れたり、大声を出したりする症状も特徴の1つです。

ここまで、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症について講演会の内容を説明させていただきましたが、
今回の講演会のポイントでもある「認知症の予防」についてここから詳しく説明をさせていただきます(^-^)/

院長は認知症の予防について、攻撃因子と防御因子という言葉を使いお話をしてくださいました。
攻撃因子とは主に≪老化、運動不足、食生活、肥満、痩せ、喫煙、睡眠不足など≫
防御因子とは主に≪運動習慣、趣味活動、30分以下の昼寝、対人接触、良い食生活など≫


また、私たちの体や脳、心は日々の食事で作られているそうです。
当院には保健師が2名いるので、講演会でも皆さんの食生活、お薬の事についてもお話をさせていただきました。

その中でも、抗認知症食、抗酸化食品、抗認知症食材についてお話をしました。
★抗認知症食
お魚や大豆から摂れるたんぱく質。
ライ麦などの炭水化物。
アボカドやオリーブオイルなどから摂取できるオレイン酸。➝特に摂った方が良いそうです。
認知症を予防できる油と言われている魚の脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)。

★抗酸化食品:活性酸素を抑える、抗酸化物質を含む食品です。(抗酸化物質とはサビを抑える食品です)
活性酸素は私たちの体にあり、身体にある不要な物を出してくれるいい物質だそうです。
ですが、今の環境だと活性酸素は多く作られ過ぎてしまい、自分の体を攻撃してしまうのだそうです(゚д゚)!
活性酸素は殺菌作用があるくらい強い物質なので、多く作り出さない為に、
・ビタミンC(みかん、ブロッコリーなど)
・ビタミンE(アボカド、アーモンドなど)
・アントシアニン(ラズベリー、ブルーベリー)
・レスベラトール(赤ワイン)
・クルクミン(カレースパイス、ウコン)
・イソフラボン(大豆)
・セサミン(ごま)
・アスタキサンチン(鮭)
・リコピン(トマト)
などを積極的に日常の食生活に取り入れるといいそうです!

★抗認知症食材(サプリメントを上手く使う)
・レシチン(卵黄など)➝卵の摂りすぎはコレステロール値が上がる原因にもなるのでサプリメントの方がGood!
・カテキン(お茶)
・フェルラ酸(コーヒー、リンゴ)
・ジオスゲニン(山芋)
・オレイン酸(カマンベールチーズ)➝外側の皮に予防の効果あり!
・イソa酸(ビールの苦み成分)➝ノンアルコールでもOK!
・ビフィズス菌A1(ヨーグルト)

食生活なら簡単に改善する事が出来そうですよね(*^_^*)

★控えた方がいい食品成分
・トランス脂肪酸(マーガリン)
・オメガ6系脂肪酸(コーン油)
・精製された砂糖(白い砂糖)

全く口にしないと言うのも難しいと思います。
最近摂りすぎてしまっていたな…。という方は、ココナッツオイルやオリーブオイルなどに変えてみるのもいいかもしれませんね!

食品の事についてお話させていただきましたが、習慣にも予防のヒントがあるそうです。
よく噛んで食べる事や、こまめな水分補給です。逆に避けた方が良いのは早食い、大食い、1人で食べる事です。

認知症は「運動」をする事でも予防できるそうで、院長がおススメしていた方法は、歩きながらしりとりを行うことだそうです。
しりとりは1人ではなく複数人で行う方法なので効果的なんだそうです。
そして、「睡眠」も予防には極めて大切な事とお話されていました。
睡眠の環境を整えたり、太陽の光に当たる事の大切さなどをお話していました。


認知症は今では予防できるとされています。
毎日の生活を1つ1つ見直し、すぐに取り入れられることは取り込み、改善が必要だと思った所は改善をして、認知症を予防していきましょう!
また、詳しいお話は医師又は保健師、健康運動指導士にご質問ください\(^o^)/


今回の質問コーナーです。

Q、特殊たんぱく質って何ですか?
A、認知症の時に脳に溜まる物質です。

Q、プロセスチーズは良くない?
A,良くないことはないですが、摂りすぎは良くない。カマンベールチーズの外側の皮には効果があります。

Q、ヨーグルトは何種類もありますが、結局なにがいいの?
A、甘くないヨーグルトは全ていいです。便秘にもいいですよ。

Q、ヤクルトと乳酸菌の違いは?
A,ほとんど同じです。

Q、良い睡眠時間は何時間ですか?
A,7時間〜7時間半が認知症予防に効果的と言われています。

Q、AE-1とは?
A、活性酸素を除去する為のサプリメントです。

Q,サプリメントと薬の併用は大丈夫ですか?
A,お薬によって効果が出過ぎてしまったり、効果が出にくくなってしまう場合もあるので、飲む前に主治医と相談をして下さい。
当院は、体調のチェックをしてからお出ししているので、安心してくださいね。

今回も沢山のご質問ありがとうございました。

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